2回目のOmiyagetツアー
長い間、書けないでいた。以上のひと言で全て説明を済ませてしまいたいぐらい、去年の旅から戻ってからの日々は、本当に忙しかった。いつか続きを書かなければならないのはわかっていたのだけど、一体どのタイミングでどうやって書いたらいいか、つかめないでいたのもある。甘く見ていたのだけど、特に日本で、僕のような人間が人に見られることを前提とした文章を書くのは骨の折れる仕事だ。細かくは書かない。
今、2度目のOmiyagetツアーから戻ってきて思うのは、やはりこの冒険は面白いということ。そして、この楽しさは、ちゃんと僕を応援してくれている人に届けなければならないという、ちょっとした使命感。Omiyaget.comをウェブサービスとして成立させるのは、とてつもなく高い壁を越えなければならないのだろうけど、僕の理想とするような旅の形を成立させるのは、結構簡単な気がする。僕がただ、やってしまえばいいのだから。どこにいく列車だか分からなくても、とにかく、乗ってしまえばいいだけだから。だって、それが旅ってもんだろう。
今回の旅には、3つの目的があった。1つは、前回のOmiyagetツアーのおかげで縁をいただくことができた、パリのフードコンサルタント、Laurenceさんに会いに行くこと。2つめは、去年の旅で出会った人達に、できるだけ多くのおみやげを届けて回ること。3つめは、ちょっと後述にまわそうと思う。結果から言って、どれも小さすぎず、大きすぎず、今の僕に持て余すことがないくらいの大成功だった。あ、3つめは微妙。でも、それも含めて奇跡的にちょうど良い大成功だ。僕が大げさなだけかもしれないけど、僕はだんだん神様の存在を信じ始めている。だって、こんなことって、ある?ないと思うんだよなー。だから僕は、この旅の話をみんなにも聞いて欲しいと思って、この文章を書いている。
今日は、ここまで。無理は良くない。できることだけやる。無理しようとするから、できなくなる。
また、書ける時に書きます。